2017年3月26日日曜日

頭寒足熱 について

いつも読んでいただきありがとうございます。
札幌 清田区中心に訪問鍼灸 整体をしてます りゅう です。

昨日は風門を温めると風邪にもいいよ というお話をしましたが
頭を温めてはいけない いや 温めなくてはいけない  どっち? というお話

よく、頭寒足熱とか  頭を冷やしてこい!! とかいう場面があります。
頭を普段から冷やしておいたほうが良い ということでしょうか

陰陽のバランスを考えると、普段の状態は頭寒足熱の状態が好ましいと考えます。
そして、頭はやや冷えた状態が好ましいのです。

脳のエネルギー消費は体全体の20%ともいわれます。
囲碁将棋のプロ一局たり2~3㎏体重が減る減る人もいるとか
それだフルに脳を使うと当然熱が発生します。
なので、陰陽のバランスも崩れれば、オーバーヒート気味で脳の活動も低下します。

つまり、普段やや冷えている状態の頭が熱を帯びるので冷やすのです。

一方、やや冷えた適温ではなく、それ以上頭を冷やすとどうなるのでしょう。
冷えた頭を温めようと血液をたくさん送り込もうとします。
普段以上に脳に血液が送り込まれるため脳が充血すると考えられます。
脳の充血は脳細胞を圧迫することから脳障害のある方にはその障害が強くなると考えられます。

脳に障害のある方、脳が充血気味の方は頭を普段以上冷えないよう保温する必要があります。
普段帽子をかぶったり、寝るときのナイトキャップも効果的です。

頭を冷やすのは、アイスノンや冷えピタばかりではなく
頭を濡らすこと 洗髪も頭を冷やします。

過度な頭を冷やすことは避けたいものです。

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