2017年3月27日月曜日

熱がある ということ

いつも読んでいただきありがとうございます。
札幌 清田区中心に 訪問鍼灸 整体をしています りゅう です。
積聚(しゃくじゅ)治療という 東洋思想に基づく 気を動かして冷えを取る 鍼灸治療をしています。

今日は 熱がある ということです。

熱があるかどうか まずは体温計で何度かを見ることが基本だと思いますが
脈の速さ、額の熱さ、体のだるさを普段と比較することによってしることもできます。
体温計の数字とともに、普段の体感との比較とても大事です。

熱の状態は体がだるくなる、顔が赤くなる、額、体全体が熱くなる、脈拍が多くなるなどから判断できます。

熱は体の気の動きが以上に活発化していることをあらわしていますが、熱がわずかでも出ればすぐに解熱しなくてはならないというものではありません。

体の気の正常な運行をはかる内臓の気の力が落ちて体の芯に冷えがあり、熱を調整できないのが発熱ということですから、基本的には体は休息を要求しているとみるべきで、無理に熱を下げて仕事などはしないほうがいいのです。

熱が出れば解熱と考えアイスノンなどをすぐ用いたいのですが、本来の内臓の気を整えることが大切です。
鍼灸など治療で体の気に力を与え体の芯の冷えをなくすことをしてから、アイスノンなど用いると体をそれほど冷やすことはありません。

熱のある時の入浴はいけません。入浴は体の気を消耗させるものですから、発熱を増長させます。

いつまでも続く微熱、急な発熱、寒気を伴ったもの、頭や腹部など体のどこかに強い痛みを伴うもの、意識に異常を伴うものなどは、急を要するもので専門的な診察が必要となります。
このようなときは、まずは病院へ行きましょう。


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